ツールキット

ストーリーテリング

伝えよう。

あなただけの”ストーリー”

みなさん誰でも、”自分”や”自分のコミュニティ”についてのストーリー(物語)を持っているほはずです。ストーリーには、他者との関係性を築き、共感を育む力があります。また、人々の行動を促し、関わり続ける意欲をもたせる力もあります。

人々の心を打ち、単なる事実や新聞記事以上の何かを、記憶に残してくれます。気候危機に直面する今こそ、世界中のストーリーテラー(語り手) たちに、危機をめぐる現実やそこに立ち向かう中での希望、自分たちの成功体験などを伝えてもらう必要性が高まっています。身の回りの出来事に、自分の目と耳で確かめ、受け止め、それを記録に残すよう様々なコミュニティに働きかけることができれば、より多くの人々と共に、必要な変化に向け取り組んでいくことが可能となります。

有意義かつ長期にわたる気候アクションを起こしていくためには、気候変動に伴う災害や、気候対策を求める大規模マーチについてだけでなく、困難から立ち直る力や、勇気ある日々の行動など、気候をめぐるストーリーの全容を伝えなくてはいけません。

スマートフォンをはじめとした、デジタルツールのおかげで、ストーリーテラーになることがとても簡単になりました。デジタル・ストーリーテラーになるのに、高価なカメラやノートパソコンなど必要ありません。スマホとデータプランさえあれば、ここでご紹介するアドバイスや戦略は有効です。もちろん、日頃から利用している他のデバイスを利用しても構いません。

このツールは、下記の状況において役立ちます:

ストーリーの見つけ方について学びます。あなたが伝えたいことは何ですか?

どのデジタルツールをどのように使うべきか考えます。主に文書作成、写真、動画を中心に取り上げます。

基本的な写真や動画の編集方法について学びます。

準備が整い次第、あなたのストーリーを戦略的に共有します。

ダウンロード

ClimateStorytellersコミュニティに参加する

気候をめぐるストーリーを伝える、「ストーリーテラー」になりませんか?まもなく350.orgでは、クリエイティブな発想を皆とシェアすることで気候運動をサポートしたいと考える方、誰もが参加できるオンライン上のスペースを開設します。そこで、ライターやデザイナー、写真家や翻訳者などを募集します!

重要なこの活動において、お互いに意見交換したり、支えあったりするスペースとなるはずです。

ご登録はこちらから

 

コミュニティで使用される主な言語は英語のため、登録フォームは英語のみとなります。でも英語が母国語ではないからといって、ためらわないでください!わたしたちは言語の多様性を大切にしており、世界各国からのご参加をお待ちしています。

ストーリーテリングの例

オンラインで真実を伝える方法をご紹介します
*注:もしタイトルとして表示されるなら、「します」または「ご紹介します」は削除した方が良いと思います。

「Matagi Mālohi(マタギ・マロヒ):強い風」 は、パワフルな映像で問題提起しています。太平洋の気候戦士、フォレスト+キャニオン・ウッドワード、ケビン・リオンガ・エイポポが制作を担当しました。

 

「Growing up at the End of the World(世界が終わりを迎える時代に生まれて)」 は、シンプルなアニメーションを通じ、深い真実を伝えられることを教えてくれます。ミア・ワーガーが制作を担当しました。

 

アート もまた、ストーリーを共有する素晴らしい方法です。ナイジェリアの首都アブジャで行われた、「アーティビズム(アート+アクティビズムを合わせた造語)」のワークショップの様子


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ストーリーを伝えるツールとしてのアート&デザインルワ二が制作を担当。